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I Finally Hit the Jackpot!!!(ついに大当たり!!!)


3月に、2つの目的で長女と一緒にメリーランド州を訪れた。 1つはそこで働いている末娘を訪問することで、もう1つは柔道の講習会を行うことだった。この講習会は昨年10月に行うはずだったが、出発予定日にコロナ検査で陽性だったため、今まで延期になっていた。写真はこの講習会で自分の掛けた巴投げから側転をして逃げる方法を長女が実演しているところである。 メリーランドに数日滞在した後、娘が洗濯をしたかったので一緒にコインランドリーに行った。服が乾くのを待っていると、二人の娘を連れた母親に気がついた。一般的に、コインランドリーに行くのは、一人暮らしを始めたばかりの若者か、自分で洗濯機や乾燥機を買う余裕がない家族のどちらかだと思う。 息子や娘から、なぜ困っている人にお金をあげないのか、とよく聞かれるが、子供たちは父親の通常の言い訳には納得していない。そこで今度こそ、少ないけれどその母親に5ドルほど渡してあげようかと思った。 財布の中は20ドル札しかなかったが、ふと見ると両替機がそばにあった。20ドル札を入れれば、小額の紙幣に両替されるので、その中から5ドルを女性に渡すことができる、と単純に考えた。 そこで20ドル札を機械に挿入すると、途端に クォーター(25セント硬貨) がジャラジャラと取り出し口に落ち始めた。まるでラスベガスのスロットマシンで大当たりを当てたかのように聞こえた。小額の紙幣を受け取る代わりに、手のひらには80個のクォーターがあった。こんなにたくさんの25セント硬貨をどうすればいいのか??店の従業員に頼んで、硬貨を紙幣に戻してもらおうかとも思った。でも代わりに、先程の女性のところに行って、80個のクォーターをテーブルに置き、「お釣りを間違えてしまったのですが、これをあなたにあげます」と言った。彼女は困惑して、「これを私に?」と尋ねたが、自分はただ頷いて、何も言わずに店を出た。 後でこの話しを息子にしたら、「お父さん、よくやったね」とか「あげてよかったね」などと言う代わりに、息子に「やっとちゃんとできたね」と率直に言われた。 相手にとっては大した金額ではなかったかもしれないが、お金を渡すことで、少なくとも自分が持っているものに感謝の気持ちを抱くことができ、他人に少しでも寛大な心になることができたと思う。


....Kevin


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