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執筆者の写真Kevin Asano

Yes, I Can Laugh at Myself (自分自身を笑うことができる)


日本に住んでから40年になる。一世代前のことだ。日本を訪れると、昔の友達に会ったり、なじみの場所を訪ねたりして、思い出が次々とよみがえってくる。日本を離れたとき、自分の日本語のレベルはせいぜい中級だったが、今はどちらかというとさらにレベルが低下している。今の時点では、流暢に話せるようになることはないだろうという事実を、ただ笑って受け入れることにした。

流暢でないことの利点もある。日本人の心や習慣を十分に理解していない、バカな外国人であるからこそ、失敗を許してもらえる。年齢を重ねるにつれて、失言は多くなるばかりだ。以前は、それで悩んだが、今は自分自身を笑うことができる。自分の人間性や欠点を知った上で、自分自身に折り合いをつけている。

昨年の10月、娘達とメリーランド、ワシントンD C、ニューヨークへの旅行に出かける予定だったが、出発当日のコロナ検査で陽性反応が出たため、旅行を中止せざるを得なかった。そのことを、友人に会った際に日本語で説明しようとした。自分としては、10日以上「隔離」したことを伝えたかったのだが、代わりに10日以上「姦淫」した、と言ってしまった!

40年来の友人であり、自分の日本語能力を知っていた彼は、丁寧に間を取り、考え、そして日本語を訂正してくれた。なんて親切な友人なんだろう!

今後自分と一緒に日本に行こうと考えている人たちに警告しておく。自分が日本語で何を言っているのか不明なので、用心した方が良い。どんな間違った言葉が口をついて出てくるかわからないから!!!


....Kevin

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